記事一覧

ウソツキ

3、4歳の頃、近所に目がクリクリっとした1コ年長の男の子がいて、一緒に遊ばされた。彼は、同年代の子供たちからは、あまり好かれていなかった。というのも、嘘つきだったから。彼は悪戯っ子で、よくガラスを割ったり、植木鉢をひっくり返したり、粗忽なのではなく、どうもわざと破壊を楽しんでいるように見えた。しかし彼が叱られることは殆どなかった。他の誰かに、ものの見事に濡れぎぬを着せるのだ。叱られそうになると、「...

続きを読む

勉強は好き?

好きだと答える人もいる。頑張っているうちに、解けなかった問題が解けるようになるのが楽しい。とか言ってね。僕は勉強が嫌いだ。いや、好き嫌いは関係ない。 あの日、勉強はしないと誓ったのだから。睡眠不足でも、朝の光は必殺セロトニン。どこからか鶯の声も聞こえるし・・・う~ん、変なテンションだ。一昨日119系緊急車両で車酔いしてからか・・・まあ酔い。続け酔う。小四のある日曜の午後。 帰宅すると、父がぬいぐるみ...

続きを読む

「過去の栄光」・・・おばあちゃんに勝った!

母が弟の出産で産院に入院したとき、僕は1週間ばかり母の実家に預けられた。そこの3階の角部屋からは、各方面からやって来るバスが見通せた。 画像はイメージです。本文には関係ありません。乗り物好きの僕が道を眺めていると「ちゃん、バスが何循環か当てっこしようか?」と祖母が提案したもちろん、僕は喜んで応じた。その時、まだ僕は漢字が読めなかったし、目も利かないから判定は祖母任せ。始めは祖母優勢。孫に花を持たせ...

続きを読む

母の愛は、WETに。

高校時代、給食は無く、大多数の生徒の昼食は弁当だった。それが一番安上がりだし、ね高三の6月、或る昼休みのことだった。弁当の蓋を開けると、そこには長さ5㎝を超える丸々とした、存在感たっぷりの蛞蝓が鎮座ましましていた。これは、おかずか?母が忙しい中、一生懸命作ってくれた愛情籠った弁当。如何に気色悪いとは言え、食べないのは、親不孝の極みではないか。 そういえば、どこかの投稿欄で見たっけ。ある若い母親が、...

続きを読む

むやみに金を渡さないやさしさ

ある種、自慢話です。もう20年も昔のこと、 原宿駅前で30前後のちょっとうらぶれた感じの男性に声を掛けられました。「新宿に急ぎの用があるのだが、持ち合わせが無いので、貸してもらえないか?」「それならお安い御用です。 僕もちょうど新宿に用事があるから、一緒に行きましょう。」「そんな手間を掛けさせては申し訳ないから、お金だけで・・・」「お金なんて掛かりませんよ。明治通りをまっすぐ歩けばすぐ着きます。さ...

続きを読む

プロフィール

桜葉くまりん(期間限定)

Author:桜葉くまりん(期間限定)
くまちゃんは、美しいものが大好き!
美を感じることは、心の糧になるんだよ。

FC2カウンター

くま出没のせいか、人出没が少ない。

フリーエリア